昔からいわれてて自分でもそうかなと思ってるぐらい実は私は矢沢永吉似である。
私は少し不安を抱えつつもインダストリアルデザイナーの職を得て精進している。
いつものセブンイレブンで雑誌を買い、
バスが来るのを待っていた私に話しかけてきた女性、
それが歌菜子だった。
歌菜子はなにも考えずにカラリストになったようだったが、
いまでは少し後悔していると言った。
私たちは好きだった歌手の話題をきっかけに、
大変だった学生時代の記憶を辿りだした。
歌菜子のテスト結果は結構悲惨だったようだが、
英会話は何故かあまり勉強しなくてもいい点を取っていたらしい。
私がテストでいい点数をよく取っていたのは政経だった。
母親もやっていたとかで、
歌菜子の趣味はピラティスだという話だ。
私の生活は、
時間が無いのでそれほど趣味に割く時間はないのだが、
暇な時は鉄道模型作りに没頭している。
私のことをイライラさせるのは
女性を口説く方法であり、
長年これには参らされている。
波長が合った私たちは、
渋谷デートでいやがおうにも盛り上がり、
当然の成り行きでラブラブになっていった。
私たちは、
特別バンドのサイトをみながら、
今度のコンサートの話題で盛り上がった。